人物紹介/東方演戯・ゆかゆゆ三昧〜あのこのこと、あの人のこと〜

■八雲紫…CV:沼端ひさの
1200年以上前からその存在が確認されている古参の妖怪で、西行寺 幽々子とは彼女の生前からの知り合い。
幻想郷の創造に深い関わりを持つ妖怪の賢者。 スキマ妖怪という一人一種族の妖怪で、
「境界を操る程度の能力」を持つ。

「あの子のこと、ねぇ。私は昔から知っているわよ。
千年なんてあっという間なぐらいね。でも、あの子のことを何でも知っているとは思わない。
深い間柄ではあるけれど、それなりに距離を取っているもの」

「私、あの子のお葬式に行ったわ。棺の中にあの子が入れられて、
侍女や親族たちがわざとらしく泣いていた。
私はそれがおかしくなってしまって、たくさんの花を持って行ったのよ。
こんなに美しいオブジェが完成したのに、なんでみんな泣いてるの?
もっと美しくし飾らなくちゃって。私はあの子の周りを色とりどりの花で埋め尽くして、飾ってあげたの」

「所詮、この世は遊びよ。生きることと死ぬことは対義語じゃない。
連続したグラデーションの中に、生も死もあるの。
それを気づかせてくれたのが、あの子だった」


■西行寺幽々子…CV:媛貴
冥界にある白玉楼の主で伝統ある西行寺家のお嬢様。
白玉楼には彼女の他に従者の魂魄 妖夢と使用人の幽霊達が住んでいる。
交友関係はそう広くないが妖夢の他、八雲 紫とは旧来の友人同士。

「あの人のこと?そうね…ずいぶん長い間一緒にいるようで、でも短期間しか一緒にいないようで、不思議な関係なのよ。 ただ一つ分かることって言えば、私もあの人も、お互いをすごく信頼しているってことかな」

「私ね、『はろうぃーん』は幽霊たちが人間の元へ帰る儀式だと思っていたの。
でもあの人に言わせればね、お盆とは似て非なるものなんですって。 『はろうぃーん』は良き意思を持った幽霊も、そうでない幽霊も、現世へやってくるんですって。それで、隙あらば現世の人間の居場所をかすめ取っていくらしいわよ」

「鈍感、なのかもね、私。たまに、あの人の気持ちが分からなくなる。
あの人の中には私の知らない私がいて、今の私は無神経だからそんなことに気づきもせずに」


人物紹介/東方演戯〜風吹く山に星がふる〜

■東風谷早苗…CV:ほりっく*
妖怪の山にある守矢神社の風祝にして現人神。現世で信仰が薄れ、その存在が危ぶまれた諏訪子と神奈子と一緒に幻想郷にやってきた。
テンションの高い元気娘で、蛙と蛇のヘアアクセサリーがチャームポイント。

「あ〜あ…妖怪退治したいなぁ…」

「…まったく…「秘儀・モーゼの御箸」!!」

「永久保存、永久保存っと♪」


■洩矢諏訪子…CV:くずもちもずく
守矢神社に住まう二柱の神の一人で、元々は一国を治める神だったが、神奈子の侵略により一時は神奈子にその支配権を譲る。
しかし、共に国を治めるようになってからし二人で一人のような存在になっている。とにかくマイペースな幼女。
「だいたい話はわかったよ。とりあえず神奈子、昼ご飯食べよ」

「既に3度を超えた仏の顔ってとこかな、おー怖いねぇケロケロ」

「ああっ私のエビフライ!!」


■八坂神奈子…CV媛貴
守矢神社に住まう二柱の神の一人で、第一次諏訪大戦を引き起こした張本人。「国譲り」という名の侵略で諏訪子から国を強奪したものの、統治がうまくいかず、諏訪子と二人で国を治めることになった。
幻想郷で信仰を集めることに熱心な信仰マニア。

「厳密に言えば妖術に近いけどね。既に人間をやめているらしいけれど、妖怪寺の魔住職とはよく言ったものだよ」

「変じゃないわよ、似合ってるわよ、可愛いわよ!だから困ってるの」

「いや、ああ見えてもあれは宗教家だ。・・・まさか、ね」


■聖白蓮…CV:川城めのう
命蓮寺の住職で魔法使い。封印されていたところを寅丸星らに救出され、幻想郷で慎ましく?布教活動に励んでいる住職。
穏やかで柔和な性格で、彼女を慕う信者も多い。

「―――というわけで神奈子さん諏訪子さん、しばらくこちらにご厄介になります」

「体を動かすのに最適と早苗さんがおっしゃったので」


「ご協力いただいきありがとうございました。船も直りましたし、私たちは早々に退散しましょう。
短い間でしたがお世話になりました」


人物紹介/東方演戯・ゆかゆゆ三昧〜春夏秋冬〜



■八雲紫…CV:沼端ひさの
幽々子の親しい友人。
現在の幽々子は生前の記憶を全て捨て亡霊として存在しているが、紫は彼女を生前の頃から知る数少ない人物。

「其処なお嬢さん。誰かを待っているのかしら?」

「この、涼を取ろうとしているのに、部屋の中が濡れない様に外に置く。涼を取る為に態々外に出る。この矛盾もまた面白いものねぇ」

「…折角の機会だもの。膝枕くらい、要求したって良いでしょう?」



■西行寺幽々子…CV:媛貴
冥界にある「白玉楼」の管理者である亡霊の少女。西行寺家のお嬢様。紫とは旧知の仲で1000年以上も付き合いがあるとか…
飄々としておりその真意が掴み辛い。妖夢は日常茶飯事として、東方儚月抄では八雲藍すら翻弄されている。

「…酷いと思うでしょう?私、もうすっかり待ち草臥れちゃったわ…   何せ、一冬待たせたんだもの。待ち草臥れちゃうのも当然よ…」

「今晩は、紫。今日はとっても暑いわねぇ…」

「…お願い。暫く…こうしていて…」


■魂魄妖夢…CV:大宮水那瀬
半人半霊(人間と幽霊のハーフ)であり、人間である彼女の本体に幽霊をまとっている。寿命は人間よりはるかに長く、平熱も常人よりやや低い。
彼女の主人である西行寺幽々子の剣術指南役兼白玉楼に住み込みの庭師であり、毎日のように剣術の練習をしている。

「それでは少々お待ちください。お茶を持ってまいりますので」

「野暮で結構ですよ。それよりも、そう言う風に…その、平気で人前でも睦み合う方が問題だと思います」

「その…あの…し、失礼しました!」




■八雲藍…CV:魚住凛菜
紫の式神。
基本的な性向は穏やかで、自己中心的な戦いは避ける傾向にある。
もともとの強さ故か求聞史紀では危険度「高」と記載されているが、人間友好度は「普通」。

「失礼致します。幽々子様」

「ちょうどよかった。それじゃあ私も手伝おう」


「ああ、お早う妖夢。お二人に今更そういう事を言った所で何か変わる訳でもないよ」