西安京

■カグラ…CV:笠森とうか
西安京の売れっ子歌舞伎役者。チビテラスたちとの冒険を終え巫女としての修行を再開させたが、 イヨの登場により歌舞伎役者に専念することにした。美しく成長しても、性格はお転婆なままだった。16歳。

「…ダサクマに、クロウ…?…こ…の……馬鹿ぁああああああああああああ!!!」

「だってあたしはカグラ。この歌舞伎座の看板女優だもの!それにヒミコさまの遠縁の子が巫女としての能力を開花させたんだもの。あたしの出る幕じゃないわ」

「…だったら、クロウとダサクマに伝えて。『西安京一の売れっ子の舞台見ないで帰るなんてアンタたち相当損してるわよ! 一等席を空けておいてあげるんだからとっとと遊びにいらっしゃい!』ってね」


■ヒミコ…CV:黒守九十九
先代の西安京の女王。悠久の時より西安京を治めてきたヤマタイ一族の一人で、巫女の素質を備えていた。 ゲーム内では妖怪どもの牙城、神出鬼没の鬼が島の行方を探るために「千里水晶」で祈祷を続けるが、妖魔王の手にかかり命を落とす。

・「…グスッ…都の民の苦しみ…妾にも痛いほど伝わって来るでおじゃる。 病に冒され龍の腸で溶かされ…痛苦の絶叫が激流のように押し寄せて来るでおじゃる!」

・「イッスンよ、妖怪ババァとは随分な言い様じゃな。 しかし顔を隠したままお迎えするとは確かに無礼でおじゃった。 慈母アマテラス大神(おおかみ)…この西安京の長(おさ)ヒミコ、 御前(ごぜん)に額突き(ぬかづき)―謹んでお詫び申し上げまする」

・「のう、ウシワカ。その鬘(かつら)は何処で売っておるのじゃ?妾も被ってみたいでおじゃる。 …嘘を申せ。そのようなスチャラカな髪をした者がおるわけなかろう。のぅ、ツヅラオ?」


■ツヅラオ…CV:夜尋
美貌の尼僧で、餡刻寺の住職でありながら、ヒミコの命で摂政も務めていた。 ゲーム内では本物のツヅラオは妖魔王に殺され、妖魔王がツヅラオに化けた姿で登場し、アマテラスたちを翻弄した。

・「何と…オオカミまでもがこんな所に迷い込むとは―いよいよ世は混迷して来たと見える。 オオカミよ…そなたも我が謁見の間へ説法を聞きに来られたのかな? 我が名はツヅラオ―ヒミコさまの命でこの西安京の摂政を務める尼僧だ」

・「天下の陰特隊隊長がそのような情けない様では我らは心配で心配でおちおち成仏もしておれません」

・「その時こそその髪、刈らせていただきます故、お覚悟を」


■イヨ…CV:伊織
ヒミコの後継者として即位ししたヤマタイ族の若き女王。その身から発せられる清らかかつ厳かな雰囲気は、彼女を大人びてみせる。17歳。

・「無礼者!目の前の方をどなたと存じるのですか。目の前におわすこの方こそ、我らが慈母・アマテラス大神さまなのですよ」

・「…部下の者たちがご無礼いたしました、我らが慈母・アマテラス大神さま。そして陰特隊・前任隊長ウシワカ殿。お二人をお待ち申しておりました」

・「…先代女王ヒミコさまのお墓参りですね。…畏まりました。…場所は…ご存知ですよね。ごゆるりと」


■黒子…CV:弥勒昴流
西安京の歌舞伎座で働く黒子。カグラのことを「お嬢」と呼び、慕う。


■ヒミコ親衛隊×2…CV:岡松丈・時也
西安京で女王の城の門前を警護する二人。ヒミコの親衛隊だけあって精悍な顔つきをしていて、どんな妖術にも惑わされないと豪語する