三貴子・月読命
天上を駆け舞う精霊の息吹奏でる理を紡ぐもの
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「恋人に射ち堕とされた日」
光満ちるこの世界だからこそ こんなに輝かしくいとおしいのではなく
その光そのものがお前で お前が愛しているこの世界だからこそ
私も同じものを愛することができたのだろう
「春のかたみ」
お前は私を憎んでもいい お前にはその権利があるのだから
憎め 私を憎め
それはなんと悦ばしいことか
お前が私を憎んでいる間は 私がお前の心を独占しているのだから
他の誰でもないお前に憎まれてこそ 積年の我が想いは成就する
忌み神・伊邪那美
【来よ、我が肉体となり得る闇の眷属よ。抗うな、そなたは成すべき事を成すが良い】