天奏理・月詠命

ツクヨミ・設定


  • ■天奏理・月詠命
    「そう。自分以外に自分を知る存在だよ。共に悠久の時間を過ごし、感情を分け合える存在…
    もしかすると【仲間】だったり【恋人】だったりするのかもしれないけれど、一番自分にとって
    身近にあるのは【家族】…血肉を分け合った、自分と同じだけれど自分とは違う…
    何より同じ風景を見つめることができる存在ではないかと思うんだ…」

    tuku02「アマテラス。妖怪と我々神々は異なる因果律の中で生きているのだよ。
    あやつらは人の悲しみや憎しみといった負の感情を糧にしているものたち。
    そしてそこから疫病や災厄を招く魔性のものたちだ。
    我々神々が駆逐しなくては、ナカツクニは永遠に闇に閉ざされたままになってしまう…それはわかるね?」

    tuku03「私は…ただアマテラスにこれ以上傷ついてほしくないだけなのだ…その為ならば…
    私があの娘に代わってやりたい…そうだ…ただ一人の皇(おう)がいれば、それでよいではないか…」

    イメージCV:貧乏木洋
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    ・真名「空亡」…そもそも三貴子の真名を考える発端となったのは、大神設定資料の
    この名前からでした。盛大なネタバレなので詳細は省きます。
    外見年齢26〜28歳。物静かで柔和な物腰で、アマテラスやスサノヲにとっては
    兄でもあり、また父親のような存在でもある。
    宇と宙の間、混沌より生まれ出でた存在であり、闇そのものでもある。
    アマテラス誕生により形を得、アマテラスと共にタカマガハラよりナカツクニの
    守護を任される。
    アマテラスが照らす光から生まれる影を司り、三種の神器のうち八尺瓊勾玉を守護する。
    アマテラスとは対照的に合理主義者で目的の為ならば手段も選ばず、かつ冷静に物事を
    分析する頭脳派。とはいえ基本的に争いは好まない穏やかな性格である。
    月の國では守り神として信仰されており、月の民の王族を通じて月の民たちに独自の文化を伝えた。
    理を見守る立場でありながら、理と己の想いの間で苦しむアマテラスを見て理そのものに
    疑問を抱くようになる。
    そしてその理を変えるために自ら神名と神位を放棄し、理のバランスを崩してしまう。